みくに国際学園では春・秋・冬の各学期期間中、毎週火曜日8時00分(日本時間) から50分間のオープンディボーショナル/フォーラムを開いております。
10月5日〔火〕に開かれた、2021年秋学期の第5回目は有泉芳彦兄弟です。以下はご自身による自己紹介文です。
幼いころから動植物の成長、人間の成長に大変興味を持っていました。大学では、林木育種を中心に、生態学に関することに興味の中心がありましたが、伝道に出てから人間を育てることに関心が移ってきて、教育に関する仕事をしながら、大学院で学校教育学を研究しました。それをもとに、教会の標準に従った全寮制の高校を作ることを夢見て努力していましたが、ある時、聖霊の導きで、もっと教育関係の研究に専念すべきだと感じ、やがて渡米し、BYUで博士課程の勉強を始めました。その後、大学でしばらく教え、博士論文に基づいたさまざまな能力を伸ばすためのメソッド(知源育)を開発し、その後四半世紀をかけて、様々な領域の活動に試してみました。ある時期には、自分にとっては全く未知な領域である電気工学の研究開発に携わり、スーパーキャパシターの開発にリーダーとして携わったところ、成功し、その会社の最高技術責任者として数年働きました。それから、BYUで、教育改革を目指しながら、非常勤講師として働く傍ら、ユタの日本語補習校の校長としても勤務しています。最近、テニスにだいぶはまっていて、作曲などにも凝っています。また、さまざまな領域の研究にかかわっていますが、言語教育以外でも、日米の医学の発展に関する共同研究、脳科学を応用した学習障害をサポートする実践に関する研究も進めています。